どうも、
最近、構造計算も勉強させられている
メーメーです。
構造計算の話は、おいおいしていくとして
今回は、
CADオペレーター = 設計者の補佐役
ということを紐解いていくと
いかに、CADオペレーターが設計段階で
必要な仕事なのかが分かります!
というお話をしていきます。
こちらの記事は
頼られるCADオペレーターを目指している方
などにお役に立てる記事になっています。
では、行ってみましょう!!
CADオペレーター = 図面を描くだけの人?
CADオペレーターって図面を描く仕事ですよね?
CADオペレーターは図面を描くお仕事ですが、
図面「だけ」を描いてりゃいいって訳ではありませんよ!
皆さんのCADオペレーターのイメージは
図面を描く人
というイメージが多いかと思います。
正解です。
がしかし、
図面だけを描いていては、より良い図面を描けません。
なぜなら、
CADオペレーター = 設計者の補佐役
だからです!
設計者とCADオペレーター違いは?
私の携わっている仮設構造物の世界では
設計者とCADオペレーターの仕事の違いは
以下のように分けられます。
両方を行っている方もいらっしゃるとは思いますが
今回は設計者とCADオペレーターを分けて説明します。
・構造物の形状など大枠を設定
・条件などをクリアする使用部材のサイズの選定
→計画する仮設構造物の大枠を決めていく係
・設計者より構造物の規模・サイズ等を教えてもらい図面化する
・設計者の意図を汲み、作業者(現場)が見やすい図面を作成
→設計と現場を図面でつなぐ係
設計者は構造物や現場に対して計画を行う仕事で
CADオペレーターはプレーヤーとして実際に図面を描いていくお仕事です。
図面は、見えなかったものが見えてくる!
図面の種類は大きく分けると
・現場に設置する仮設構造物の取り合いを描いた「詳細図」
・実施施工となったときに必要となる部材の「部品図」
に分けられます。
この中で、詳細図を描く場合、
構造の取り合い等を
様々な視点から描いていきますので
部材同士が干渉している
ボルトで締結できない
このサイズだとボルトの縁短距離が確保できない
など、様々な不具合を見つける場合があります。
設計者とCADオペレーターの経験によって
上記の不具合は早期に発見できますが、
熟練の設計者でも見落としてしまう場合もあります。
上記より
設計者が見えなかった不具合等を
見つけることが出来るのです。
図面は、設計者から現場へのお手紙
前章で見つけた不具合を
CADオペレーターは設計者に報告をします。
設計者は再度、構造計算を行い
最適な設計を行う
そして、それをCADオペレーターが図面に反映する。
このようなことを繰り返して
不具合のない構造物の設計を作成します。
CADオペレーターは
実際に施工を行う現場の一歩手前のお仕事です。
設計者と現場の間に位置しますので
設計者の意図を図面を通して現場に分かりやすく伝える
ということが
CADオペレーターのお仕事となります。
かつて、現場を知っている上司から
「図面はお手紙だよ」
と教えられました。
いかに、分かりやすい不具合のない図面が
現場で必要なのか?ということが
この言葉を通して知ることが出来ました。
そして、設計者の意図を図面を通して現場に分かりやすく伝える
ということに通じるものがあると
改めて感じました。
そういえば山羊さんは郵便配達をしますね笑
まとめ
CADオペレーターは
図面を通して設計者の補佐役を行い
設計者と現場を図面というお手紙を使って
つなげる役目となります。
設計者・現場に頼られるCADオペレーターとして
CADオペレーター = 設計者の補佐役
ということを意識して図面描きをすることをおススメします!
では、次回のブログでお会いしましょう!