【東京オリンピック2020】CADオペレーターから見た新国立競技場の木材について

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連日、メダルラッシュのオリンピックですが、実はメイン会場の新国立競技場の建設に間接的に少しだけ関わっていた、CADオペレーター歴14年のメーメーです。

大屋根の支える架台の作図を少ししていたのですが、仕事で関わっていたということで、気になって新国立競技場について調べていたら、意外なつながりにたどり着いたのでご紹介します。

新国立競技場を設定したのは、隈研吾氏

東京オリンピックの主会場になる新国立競技場は、建築家の隈研吾氏が設計・デザインを行いました。

宮崎県では、ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾートを設計しています。

木材などの日本古来の素材を活かした「和」のデザインが特徴的な隈研吾氏ですが、やはり新国立競技場の全体図を見た時に鉄骨じゃない素材がある?と見てみると、なんと木材を使用していました。

木材を使用した作品を多く残している隈研吾氏ならではのデザインですね。

新国立競技場の大屋根には、宮崎県産の木材を使用しています!

新国立競技場の全体図を見た時にひときわ目を引く大屋根は見た目は木材ですが、実は鉄骨と木材を組み合わせたハイブリッド構造で作られています。

今まで目にしてきた競技場などは鉄骨で構成されていましたが、木材を使用することで木材の持つ温かみや、木材に囲まれた空間を作ることで日本らしさを表現しているそうです。

木材を使うことで、会場にいる人たちにぬくもりを与える新国立競技場の大屋根には、北は北海道から南は沖縄の47都道府県の木材が使われています。

私のふるさ宮崎県の木材も使用されているらしく、調べていくと

都城市と諸塚村産のスギ材を使用しているそうです。

諸塚村産のスギを使って隈研吾氏が積み木をつくってた!

大屋根に木材を使用している新国立競技場を設計した隈研吾氏。

大屋根には、諸塚村産のスギ材も使用しているのですが

実は、諸塚村の木材と隈研吾氏のつながりは

新国立競技場だけではありませんでした!

それは、こちら↓↓↓

more trees design 公式サイトより

諸塚村の木材を使用して、隈研吾氏がデザインした積み木、その名も

「TSUMIKI」

です。公式サイトによると

材料であるスギ(針葉樹)をイメージして作られたシンプルな三角形のフォルムは、風や光が抜ける構造になっており、まさに建築的要素を持ち合わせた空間を生み出す「つみき」です。

more trees design 公式サイトより
more trees design 公式サイトより

写真のようにピースの数や向き、組み合わせ方次第でさまざまな形を作り出すことができ、無塗装仕上げで子供でも安心して遊べます。またおしゃれなインテリアにもなりますので大人も楽しめる積み木です。

まとめ

木材を使用した作品を残している隈研吾氏が設計した新国立競技場では、47都道府県の木材を使用しており宮崎県では、都城市と諸塚村の木材を使用していました。

そして、屋根に使用された木材の産地でもある諸塚村の木材を使って隈研吾氏がデザインした積み木は、子供から大人まで楽しめる「TSUMIKI」でした。

オリンピック後半戦は、陸上競技も増えてきて、新国立競技場も目にする機会が多くなりますので、ますますオリンピックが楽しめそうなメーメーでした!

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